1999年4月23日(金)
初受診
風邪以外の病気というものをしたことがなく、医者の受診と言うものは眼科、歯科以外は、高校卒業以来、自分から出向いて病院に行くことなど無かったし、アメリカに来てからは皆無。でもって、今日はアメリカに来て以来、初めて医者のオフィスに行った。
医療制度が違うので、病院に直接行くのは急患の時くらいのもので、普通の診察は医者のオフィスに行く事になっている。複雑な検査や手術などは病院に行くけれど、その際も医者が病院に出向いて来るという形。
で、何処が悪いかというと悪い所は別にない。一ヶ月ほど前に、妊娠判定薬が陽性に出たので、産婦人科のアポイントを取った。そのアポの日が今日だったのでした。
日本だと、判定薬陽性だと速攻産婦人科に行くものだろうけれど、こちらは一般の主治医にかかって確定してから産婦人科の予約を入れるのだそう。それも、週数が浅い内はエコーをしても見えないから産婦人科のオフィスも受け付けてくれないので、「先に、ホームドクターに診て貰って下さい。」と、一度断られた。タダの内科医なら家に居るし、だんなに相談すると「いかないくていいよ。」と言うことで、一般の主治医には行かなかった。
医者は、保険会社のドクターのリストから女医さん&近所と言う条件でだんなが選んでくれた。(女医さんじゃなくちゃ、ゼッタイにイヤ!と言っていたのσ(^-^;))
内診なんて言うものは全く受けたことは無いし、めちゃめちゃ緊張した。
数日前は「濡れたらどうしよ〜(*^^*)」(\(--;)下品!)なんて冗談も言えたのに、朝から血の気がひくような気分だった。一人ではとても行けそうも無いので、だんなについて来て貰った。
オフィスの看護婦さんも全部女性だった。尿検査、血圧の検査をするように指示されたあとに、看護婦さんが問診をしてきた。英語は理解出来たけれど、その時だんなは待合い室で待たされていたので、えらい不安だったので、英語が判らないふりをしてだんなを呼んで貰った。眼はもぉ、涙目(;_;)
看護婦さんの簡単な問診の後に、主治医が来て簡単に今日することの説明をしてくれた。三人のお子さんをお持ちの優しそうな感じの白人の女性だった。今日はエコーと採血をして、その後詳しい説明をするとの事。
個室の様なエコー室に案内される。
「服を脱いで、下着を取ってこれをつけてエコーの台の上で待っていてください。」と指示されたけれど、下着を脱げって・・・スッポンポンになって検査着(のようなもの)を身につけろってこと???と眼が点になった。脱衣所もあるけれど、硬直して「????」の状態で呆然となってしまった。
だんなが、「全部脱げってことじゃないの?」と私を促す。
「でも・・なんで?エコーってお腹じゃないの?ブラも外すの?」
「さぁ?」
「ぇ〜・・(;_;) 」←涙目
「ほらほら、脱衣所あるよ。」
ドクターがやってきたので、「あの〜・・全部脱ぐんですか?」と再度聞き直すと、Yesと言って気を使って出ていった。諦めて泣きべそをかきながら、指示通りにした。
ドクターがやって来て、私に話しかけながら(何かを言っていたけれど、何を言っていたか覚えていないσ(^-^;))細胞診検体を取る作業を始めた。「足の力を抜いて」と、言っているけれど、緊張して力は抜けないし、何とも言えない屈辱感とゆ〜か、ショックで、診察台の上で泣いてしまった。彼女もビックリしたようで、「大丈夫、私はいろんなヒトを診ているのよ。」と慰めてくれたけれど、シクシク状態。内診、エコーと続いたけれどかなり彼女も気を使ってくれたみたい。あんまり泣く奴なんていないんだろうなぁ・・・(^^;ゞ 泣くつもりも無かったんだけどさ。
エコーは腹部エコーのみ。膣エコーを準備していたみたいだけど。(膣エコー用のプローブ*にコンドームがかぶせてあってゼリーが付いていた。*プローブと言うのは、体に当てる部分の所。ゼリーなどで密着を良くする。)私が泣いてしまったので、彼女も私に気を使って「とりあえず、腹部エコーを試しますね。」と言って、先に腹部エコーを試してくれた。腹部エコーで見えたので、膣エコーはされなかった。ホッ(^.^;)
膣エコーの方が腹部エコーより週数の浅い胎児は見やすいそうで、普通は膣エコーを先にするらしい。だんなは、膣エコーが見られなくて、残念がっていたけれど、私は内診でも気持ち悪かったのに冗談じゃない!と、思っていた。
だんなは日本でエコーも扱っていたので、それなりにエコーの像を見て変な所で感動していたらしい。肝臓や胆嚢を診ていたらしいけれど、普通は子宮って見えにくいんだって。でもって子宮が見えて、肥大しているから、「へぇ〜・・子宮って週数が浅くても、結構肥大するんだねぇ」と感心していた。(^^;)「つい、医者の目で見てしまった。」とか言っていたけれど。私もそれなりの知識はあるけれど、全くそういう余裕はナシ。(;_;)
←こんな状態になりながら、「早く帰りたいよぉ。」と思っていたのでした。
「これが胎児。心臓が動いているよ。」と説明されたけれど、やっぱり私は見て感動する余裕は全くナシ。「あ〜・・子宮外妊娠じゃなくて良かった。」とは思っていたけど。
妊娠判定薬が陽性になって、見た本が「最新産科学〜正常編&異常編」と言うものだったので、めっちゃ不安になったの。妊娠したと思ったら、医学向け専門誌は読むものじゃない・・と思ったよぉ。以前は、そんなにショックじゃなかったけれど、いざわが身になると、異常妊娠についてゴロゴロ日常茶飯事の様に書いてあるのって、不安になるだけだもん。だから、産婦人科の予約が一ヶ月先・・と思ったときは、「子宮外妊娠だったら、破裂している頃だなぁ・・」なんて思っていたんだもん。
ま、取りあえず正常妊娠そうだし(胎児が正常かどうかは未だ検査してないからわかんないけど)、ドクターの第一印象も良かったから、ホッと一安心。
そうそう、この2-3週間、片足の外側の付け根辺りが酷く痛んで痛んだけど(酷いときは歩けなかった。)それもつわりの一種だろうってさ。吐き気の様なつわりらしいつわりは無いんだけどね〜・・。 体重が減るかと思って、チョットは楽しみにしていたのに(*^^*)\(--;)ばきっ!